絵画のように美しい映像表現が特徴的な『雌牛』

 

タイトル 雌牛(The Cow)
制作者 Aleksandr Petrov 他(『春のめざめ』)
制作年 1989年
時間 10分1秒
あらすじと感想 夜。
草原の小道を駆ける少年。
線路の手前で男(父親)と落ち合う。
懐中電灯を付けて進み、小屋にたどり着く。
牛の世話をするために来たのだ。
皿にミルクを注ぎ、子牛に飲ませてあげる少年。
青空と農村における牧歌的な情景。
牛を引いて行く若い男。家事洗濯をする母と牛の世話をする父。
ランタンに火を入れ、牛の世話をするために外に出る少年…。
牛に蠅がたかっているのを払ってあげるが、興奮した牛は、どこかへ行ってしまう。
父とともに牛に呼びかけるが…。
絵画のように美しく幻想的な手書き描写、アクセントとしての汽車の登場、および、光と陰の表現が特徴的なロシアのアニメ作品。
なお、本作品、『おかしな男の夢』『マーメイド』の3作品を含むDVD版の作品集はこちら(『アレクサンドル・ペトロフ作品集』)から。DVD版では日本語の字幕が出る。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です