『鯉空』男に恋をして、鯉の様に扱う女

 

タイトル 鯉空(Koi-Zora)
制作者 三品和貴子
制作年 2010年
時間 1分37秒
あらすじと感想 風呂桶の手すりにもたれかかっている下着の女。
浴槽では鯉が育てられている。
マンションの屋上でも、バケツに入れた鯉と一緒に日光浴。
だが、やがて浴槽の水を抜いて殺し、冷酷にもゴミ箱に捨てるのだった。
そして、また別の鯉を育て始める…。
鯉、建物や雲、人物における表現から漫画を連想した。
手書き風、劇画調、そして、和風の印象に新鮮さを感じる。
女性の方が男性よりも現実的だといわれるが、女性視点の恋に対する現実的なスタンスが表現されているのかな…、また、主人公(女)に不気味なイメージを与えることに成功している、という印象を受けた。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です