『38-39℃』風情ある銭湯で中年男性はどんな夢を見るのか?

 

タイトル 38-39℃
制作者 Kangmin Kim、Daniek Eaton、Ashish Dha 他
制作年 2011年
時間 7分51秒
あらすじと感想 スピーカーとサボテン。
軽妙で、どこか懐かしい音楽
室内で、暇そうに規則的にテーブルを叩く指。
ダイヤル式の、古いアナログテレビ。
ここは時代に取り残されたような風情の銭湯だ。
客が一人来た。
ポケットからコマを落とすと、それが自然に回りだす。
激しく振れる温度計の針。
蛇口から滴る水滴。
オッサン、全裸になり一人で入浴。
浴室内には、見ざる聞かざるの猿の置物が…。
人形のマネをするオッサン。
やがて、手ぬぐいを顔にかけて眠ってしまい…。
音楽が日本の昔の歌謡曲のよう。
また、銭湯に「男」「女」と掲示されているので、てっきり日本の銭湯かと勘違いするが、2500ウォンということなので、韓国の銭湯の話なのでしょう。
手書きの作画と、切り絵やミニチュアのコマ撮り撮影が組み合わされているように見える。
銭湯が舞台になった、完成度の高い短編アニメという印象。

 

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