ゾーン最深部でライフルの照準を見つめ続けるストーカー『STRELOK』
タイトル | STRELOK |
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制作者 | Paul Halasa(phalasa.tumblr.com),Dylan Freed (dylanfreed.co.uk) |
制作年 | 2013年 |
時間 | 2分55秒 |
あらすじと感想 | 荒れ果てた荒野に、朽ち果てた標識。 廃墟の様な建物がある。 手前の塔で、ガスマスクをしたスナイパーがライフルの照準を建物の出入り口に合わせている。 部屋の壁には、経過した日数をカレンダー代わりに刻んだ沢山のバツ印…。 白旗を持って出てきた男(兵士?)、素早い身のこなしで車の陰に隠れる男…皆、ライフルで撃ち殺す。 ガスマスクの男は、壁にまた一日分のバツ印を刻み、塔を降りるが…。 ストガルツキー兄妹の『ストーカー』を連想した。 ウクライナの企業が開発したゲーム『S.T.A.L.K.E.R SHADOW OF CHERNOBYL』にゾーン最深部に進入して生還したSTRELOKというキャラが登場するので、そのオマージュだと考えられるが、制作者によるとZdzislaw Beksinski、および、やはりゲームのS.T.A.L.K.E.R.からインスピレーションを得たとのこと。 キャラクターの描写はシンプルだが、緊張感と作品にふさわしい雰囲気がよく出ていると感じた。 シェリダン大学アニメーション科(カナダ)の学生だった制作者の映画論文として、Adobe Flash、Photoshop、After Effectsを使用して制作された。 |