不思議な虫によって新入り囚人の立場が一変する『ジャングル・ジェイル』

 

タイトル ジャングル・ジェイル(Jugle Jail)
制作者 Mathieu ARNOUX,Hugo CIERSNIAK, bruce NGUYEN VAN LAN, Aymeric PALERMO 他(ESMA)
制作年 2009年
時間 7分41秒
あらすじと感想 喧噪の中、男が怯えている。
刑務所の中で、新入りを囚人たちが歓迎?しているのだ。
後ろから刑務官が現れ、小突かれながら(囚人たちから物を投げられながら)歩を進める新入り。
牢名主的なボス的囚人と目が合い、萎縮する。
刑務官が叫び、囚人たちは嘘のように静まりかえる。
新入りが個室に収容され一段落。
囚人たちにいじめられる新入り。
食堂では、周囲を警戒する態度もむなしく、食事をすべて奪われる。
そこに、トレーに大量の食べ物を乗せているボス的囚人と鉢合わせし、新入りはボウリングの球のように投げられる。
ところが、そこに不思議な虫が現れ…
テンポよくストーリーが進行し、リズムのよい音楽も魅力的。
内容が面白く、アニメーション作品としてのバランスのよさを感じた。主人公を含め、囚人全員が悪人のように見え、そこには小悪党と大悪党の違いしかないように見えた。

 

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