『ミスター・ウブロ』スチームパンクな機械都市でロボットたちは夢を見るのか?
タイトル | ミスター・ウブロ(Mr Hublot) |
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制作者 | LAURENT WITZ,Alexandre Espigares(ZEILT productions) |
制作年 | 2013年 |
時間 | 11分47秒 |
あらすじと感想 | (動画はTrailerです) 男性が天井の明かりを付けようと何度もボタンをいじっている。 室内には額縁など、優雅な装飾。 男性はゴーグルの様な変な眼鏡を掛けていて、また、眼鏡の右側には何か付いている。 ベランダに出ると、プランターには変な植物が育てられていて、電車のような乗り物の乗客もみな、ゴーグルのような眼鏡を掛けている。 周囲を眺めると、SF的な工業都市における景観が広がっている。 そう、ここは生身の肉体を持った生物がどこにもいない、サイバーパンク的な世界だったのだ。 プランターの変な植物は機械で出来ていた。 向かいの建物の看板を直しているのはロボット。 路面を走行しているのは自動運転車。 野良のロボット犬が男性の目に留まるが…。 完成度の高い作品で、オスカー受賞作品。 本作『Mr Hublot』には、日本のアニメ作品にはない要素が含まれている、つまり、欧州における独特の価値観やセンスが作風・作品の内容に反映されていると感じた。 アカデミー賞短編アニメ部門受賞作品。 |