金魚とウォークマンの奇妙な関係『パッセンジャー』

 

タイトル パッセンジャー(The Passenger)
制作者 Chris Jones(www.chrisj.com.au)
制作年 2006年
時間 7分0秒
あらすじと感想 晴れ渡る空に蝶。
だが、突然に曇り出し、館の脇の草むらを歩く生き物は人間?
傘を差し、本を読みながら歩く奇妙な生き物(人間という設定)。
通りすがりの家の庭を覗き、犬にほえられる。
バスに乗っても読書。
だが、すぐ近くの座席に何故かビニール袋に入った金魚が…。
乗客は自分一人。
ヘッドホンを耳に付け、ウォークマンで音楽を聴きながら再び本を読み始めるが…。
ハリウッドやディズニー・アニメ的な印象を受けるショート・アニメで、映像の完成度が高いと感じた。冒頭のシーンが美しい。
深いテーマの有無よりは、映像の迫力と説得力が重視されているという印象。
オーストラリアの制作者が、1998年から8年かけて作り上げた作品。

 

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