時計と運命の不思議な関係『デスティニー』

 

タイトル デスティニー(Destiny)
制作者 FABIEN WEIBEL,MANUEL ALLIGNE,SANDRINE WURSTER 他
制作年 2012年
時間 5分25秒
あらすじと感想 何かの歯車。
それは機械式の時計の歯車だった。
時計の目覚ましで起床する眼鏡の男。
部屋には幾つも時計が…廊下に出ると、さらにたくさんの機械式時計。
一つの時計(の時間)を確認して、なにやら納得する男。
電気ポットとトースターのスイッチを入れ、出来上がったお茶とトーストを鞄に入れ、ネクタイを締め、傘を持ち、最後に時計を確認してから家を出るが…。
いわゆる“時間が巻き戻ってやり直し系”なので、SF(サイエンス・フィクション)の範疇にはいるのでしょう。その意味では『時をかける少女』と同じ系統。
主人公が何人も出てくるのは、時間が巻き戻っているから、その度に個体が増えるというSF的設定なのでしょうか(死んで霊になったとかではなくて)。
シンプルなキャラクター設定と、よく練られたストーリーの短編アニメ。
制作者(FABIEN WEIBEL)がBellecour Ecole(フランスの学校)の学生だった頃に作られた作品。

 

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