『オメレト』そのロボットは荒涼とした大地で何をしているのか?

 

タイトル オメレト(Omeleto)
制作者 Jack Anderson(jackanders.com)
制作年 2014年
時間 8分42秒
あらすじと感想 一面を雲が覆う世界。
パラグライダーの様な帆が、雲から飛び出している。
一方、地上は荒涼としており、また、帆の縄がコンテナブロックの様な筐体とつながっている。
ちょうど充電が終わったロボット。
帆を収納し、ブロックを引っ張って移動する。
荒涼とした大地を移動しながら、サーモグラフィの様な機能で周辺の岩石を識別し、宝石の様な価値のある物質を収集するのだ。
そう、このロボットは、不毛の大地の様に見える惑星で貴重な物質を探す、採掘ロボットだったのだ。
移動し、エネルギーが足りなくなると、停止し、帆を揚げて充電、やがて満タンになるとまた採掘。それを繰り返す採掘ロボット。
だが、競合者となる大型の採掘ロボットが現れ…。
月面探査や、海外では盛んに行われている宝探し(トレジャーハンター)を連想させる。
ストーリー、ディズニーを連想させるキャラクター、背景の描写について、よく作り込まれていると感じた。
チャップマン大学ドッジ・カレッジ(映画・メディアアーツ科)の学生が制作した、SFを扱ったアニメーション作品。

 

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