『オドゥガ』不遇な少女の怒りは具現化する?

 

タイトル オドゥガ(Oduga)
制作者 Anna Buganova 他
制作年 2013年
時間 9分20秒
あらすじと感想 壁に飾られている写真や絵が動いている様に見える。
鏡の手入れをする太ったお婆さん。息を吹きかけて磨く。
クリスマス・パーティの会場で、サンタクロースと陽気に騒ぐ仮装した子供たち。
子供たちはみんなサンタさんからプレゼントをもらうけど、主人公の分だけは何故かニンジン。
そして、悪童たちにいじめられる子供時代のお婆さん。
怒りと悲しみの感情にまかせて床に落書きするが…。
特徴的な手書きの描画と独創的なストーリーが印象的なロシアのアニメーション作品。音楽も作品の内容に合っている。
ロシアのアニメ作品には面白いものが多いが、深い教養や文化的なバックボーンがあればこそ、優れた作品が生まれるのだろうと感じた。

 

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